交通事故に遭われた患者様に対して、病院や整形外科では画像診断（レントゲンやMRIなど）や、必要に応じて血液検査などを行います。

その結果をもとに診断するのですが、問題が見られない場合は「異常なし」と言われて終了…というケースも少なくはありません。「じゃあ、この痛みはどこから来るの？」「病院なんだから、何とかしてほしい」と思う方も多いことでしょう。このような診断や対応の背景には、“西洋医学”という学問の考え方があるのです。

西洋医学は、病気や痛みの根源をしっかりと検査して見つけ出し、薬を使って治療を行います。しっかりと検査をして異常がなければ、その痛みに対して“対処する”ほかないのです。その結果が、湿布や鎮痛剤の処方。異常がないのに痛みがあると訴える患者様に対して行う薬の処方は、病院や整形外科では最善を尽くしている状態なのです。

病院や整形外科は、西洋医学を基礎として発展してきました。一方、整骨院は東洋医学が基礎にある分野です。

東洋医学は、個々の身体を全体的に観察し、不調の原因がどこにあるのか突き止めます。西洋医学の視点から診ると「根拠はあるのか？」と思われがちです。しかし、正常な身体の状態としっかりと比較することで、痛みの原因がどこにあるのか突き止めることができます。病院や整形外科で治療を行うことができない「むちうち」に対して根本的治療ができるのも、東洋医学を基礎とする整骨院ならではです。

しかし、西洋医学と東洋医学は決して「犬猿の仲」というわけではありません。たとえば痛みの強いむちうちの治療をするにあたって、整骨院で根本治療を行いつつ、整形外科にて痛み止めの処方を受けることも可能です。整形外科と整骨院を併用し、東洋・西洋医学の“良いところ取り”をすることも、回復への近道といえるでしょう。

当院は、むちうちの根本的な改善を目指す施術ができます。交通事故関係に精通するスタッフも在籍しており、数多くの施術を行ってきました。異常が見つからない痛みや不調にお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談下さい。